チェコ料理第9回 クネドリーキ  Kndliky

チェコ料理研究家 村田祐生子

お米、麺類、パスタなど各国、地方ごとののお料理の主食はどれも、それだけを口にしても本当のおいしさが分かりません。お米はおかずと、麺類は汁やあん、パスタはソースと一緒に味わうことでその魅力を発揮します。チェコ料理の主食であるクネドリーキも同じです。チェコに行って初めて出会ったクネドリーキ。料理の付け合わせのつもりでクネドリーキだけを一口食べてみましたが味が薄く、ポソポソして「これ何?」と思いました。が、次の一口をお皿一杯に広がったソースに浸すと、細かい生地にソースがさっとしみこみ、丁寧に煮込まれた料理と小麦粉の織り成すチェコの味の魅力を感じることができました。

発酵させて作るので、毎日の主食となると大変そうですが、チェコの人からすると毎日ご飯を炊き上げる日本の主食つくりよりは楽と思うようです。少量(小麦粉250g)を簡単に作る配合が出来ましたのでご紹介します。

ぜひグラーシュ(前号でご紹介)を作った日などにはお試しください。

材料

  強力粉 カメリア 250g 

  牛乳 150cc

  ドライイースト 5g

  塩 小さじ 1/2

  卵 L~LLサイズ 1個

  クルトン パン半分程度

牛乳は40度に温め、イーストを入れる。卵もいれ混ぜる。

小麦粉を少しづつ加えて混ぜる。オーブンの発酵モードくらいのあたた かいところに1時間くらいおく(夏場は3-40分)。倍くらいに膨らんだら打ち粉をした台にとり、クルトンを混ぜ込む。三つに切り分け、卵型に成型する。蒸し器に塩水を沸かし、上段に乾いた布巾をしき、成型した種をくっつかないようにおく。ふたをして20分くらい蒸す。しっかりとした弾力が付いたら出来上がり。

 グラーシュや豚肉のローストなどソースたっぷりの料理にはクネードリーキを是非お試しください。あまったらスライスして溶かしバター、ジャム、グラニュー糖などをかけるとお子様のおやつにもなります。

          

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