チェコ料理レシピ No.6 豚ヒレ肉のプルーン詰めロースト Panenka plněná sušenými švestkami  

  チェコ料理研究家 村田祐生子

日本チェコ友好協会の料理教室でとりあげるテーマはいつも大使館のシェフとご相談して決めています。「日本で手に入る材料で、家庭で再現できること」がモットーです。今回のメニューは大統領府のシェフもつとめたカルピーシェックさんに豚ヒレ肉の料理を教えてほしいとお願いしたときに教えていただきました。チェコのレストランでよく豚ヒレ肉(チェコ語ではパネンカ panenkaといいます。)がスペシャリテになっているので、おいしい料理を知りたかったのです。

作り方は丸ごとのフィレ肉に包丁で穴をあけ、プルーンとベーコンを詰め込んでオーブンで焼き上るというものです。豪快な手順ですが、焼き上がりはしっとりとし、プルーンの甘みとベーコンの塩気がお肉の味を引き立て、教室でも、自宅で作ってもみんなに大好評だったメニューです。

どこでも手に入る豚フィレが極上の肉料理の味わいになります。おすすめの逸品です。ぜひお試しください。

材料

 豚ヒレ肉 塊 一本 (4-500g)

 プルーン(種抜きのソフトプルーン) 8個

 ベーコン 80グラム(4枚くらい) 細切り 

 塩、コショー

ソースの材料

  プルーン 4-5個(細かく刻む)     玉ねぎ 中1個

  赤ワイン 150cc ブイヨン 150cc

  香辛料 ジュニパーベリー(ネズの実) 2粒   バター

つくり方

詰め物をしたヒレ肉はフライパンで全体に焼き色を付ける。

耐熱容器に乗せ、180度に予熱したオーブンで20分くらい火が通るまで焼く。

ソースを作る。みじん切りの玉ねぎをバターで黄金色に炒め、ワインとブイヨン、ジュニパーベリー、プルーンを加え、20分ほど煮る。煮えたらジュニパーベリーを取り出し(忘れずに!)フードプロセッサーにかける。塩味を調える。ソースはしっかりと濃度がある方がよくなじみます。ゆるければ火にかけ水分をとばす、濃すぎるときは水を加えるなど加減してください。

お皿にソースをたっぷりと敷いて、カットしたヒレ肉を載せる。付け合わせは塩ゆで、マッシュなどポテト料理が合います。      

<ご案内>

友好友好協会では毎年、在日チェコ共和国大使館のシェフをお招きしてチェコ料理教室を開催しています。コロナ禍のため2020年度と2021年度は開催は見送りました。

この間、協会会報「 Ma Vlast Express」誌上に協会会員のチェコ料理研究家村田祐生子理事によるチェコの家庭料理のレシピを連載、ご好評をいただいております。

第5回までのチェコ料理レシピは「MaVlastExpress」い以下の各号に連載されています。HPの「MaVlastExpresss 」のボタンをクリックすると各号を閲覧できます。

Ma Vlast 117号 (2021.05) 第5回 カリフラワーのスープ 

Ma Vlast 116号 (2021.04) 第4回 ポテトとポークのオーブン焼き 

Ma Vlast 115号(2021.01) 第3回 ディルのスープ 「クライダ」

Ma Vlast114号(2020.11)第2回 ブランボラーク

MaVlast 113号(2020.10)第1回 チェコ風ポテトサラダ

                                           

                                                           

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