思想、物品、仕事の流通において、地理的な距離という障害がますます小さくなりつつある今日の世界では、様々な文化との相互理解はとても重要であります。この文化の相互理解は、文明の功績を友好的に分ち合い、人間性を豊かにする方法と言えます。私の考えでは、世界共同の未来においては、思想の共有と、個人間そして国家間の相互の寛容と尊重を導く、多方向性のコミュニケーションがなされると考えています。
チェコ共和国はこの点で、間違いなく貢献できると思います。私たちの文化と歴史は、この千年間の、主にヨーロッパにおける人間の歩みを反映しています。
2005年愛知万博は、平和な環境で個々の文化的経験や社会的経験を比較し、これらを理解し、そして分ち合うことがでる、言わばフォーラムなのです。そして万国博覧会では、聖書の中の「全てを知りなさい、そして良いものだけを手元に置きしなさい。」という言葉が他のどこよりも通用します。まさにキリスト教とユダヤ教の伝統に基づいている私たちの文化は、異文化からの全ての影響に対して開かれていますが、他方で、良くない影響に対して自分達の文化を保護する用意もできています。万国博覧会のような、文化レベルでの全世界的な会合は、このような文化比較の場としての素晴らしい始めの一歩と言えるでしょう。
2005年愛知万博におけるチェコ共和国の参加が、3千年期の始めに差し掛かった私たちの国、そして同様に世界にとって有益なものとなることを期待しております。また、私たちのパビリオンでは、多くの人々に満足していただけることと信じております。
ツィリル・スヴォボダ
チェコ共和国外務大臣
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